こんにちは!「雨の日と月曜日」の管理人アメです(`・ω・´)ゞ
もう9月になりますが、まだまだ秋とは思えないほどに暑いですよね!!
「月曜日のはなし」では、ちょっと元気が出る情報をお届けしたいと思っています。
私は、「薬膳マイスター」の資格を持っているので、健康に関する情報を特にお伝えしたいと考え、夏の健康法の記事を7月頃に公開する予定でした。
でしたが、7月に更新をサボりまくり、気がつけば9月に…
夏の健康法の記事は諦めていましたが、夏の下地なくして健康は保てないのです!
9月に入ってもまだまだ暑いので、まだ間に合うのでは⁉
と思い、遅ればせながら夏の健康法をご紹介することになりました。
今回お伝えするのは、夏の食生活と養生について。東洋医学の思想を基にした健康法をお伝えしてまいります。東洋医学については、こちらの記事で紹介しているので、気になる方はぜひ!
夏に健康を養えば、秋冬に繋がる
夏は草木が生い茂り、様々な生物が活発に活動する季節ですよね。人間の身体も例にもれず、体内の動きが活発になり、エネルギーを使うため、消耗してしまう季節でもあります。
東洋医学ではそれぞれの季節に養うとよいとされる身体の機能があります。
夏は人間の5つの機能のうちでも特に重要な機能を養うべき季節ですので、早速ご紹介します。
夏は「補陰養心」!心臓の機能を高めましょう!
水毒と「心」の疲労に注意
水毒に注意!
日本の夏は湿度が高く、体の中まで「湿気」を帯びやすくなります。
さらに暑さのために冷たい飲み物や食べ物を多くとると、様々な症状が引き起こされます。体が重くだるい、胃腸の調子が悪くなるなどの症で、これを「水毒」といいます。
「心」が活発になる季節
また、夏は漢方用語でいうところの「心」が活発になる季節。少し複雑なので、またの機会にご説明しますが、東洋医学では、内臓の機能を「肝」「心」「脾」「肺」「腎」の五臓に分けて考えます。そんな五臓の内の「心」とはどんな機能を持っているのでしょうか。
「心」の機能
「心」とは、血液を全身に循環させる臓器です。文字から分かるように、心臓の機能ですね。血液の循環に不具合があると、不眠・忘れっぽさ・多夢・胸が苦しい・呼吸が苦しいなどの症状を引き起こします。
さらに、「心」には、心や感情を司る機能があると考えられています。ですので、「心」の機能が弱まると、動悸や不眠、イライラ、口内炎などが起こりやすくなります。
「心」の機能が活発になるということは、その分疲れ安くなるということですので、夏に「心」に負担をかけないようにするのはとっても大切なのです。
夏に起こりやすい不調
夏がどのような季節なのかをざっと説明いたしました。下に夏に起こりやすい不調をまとめましたので、当てはまるな…って方は要注意!健康に気を付けて残暑を乗り切って参りましょう!
・体の重み、だるさ ・ぼんやりする
・食欲不振 ・胃腸の調子が悪くなる
・アレルギー性鼻炎、花粉症、喘息、アトピー性皮膚炎などの症状の悪化
秋冬に備えて養生しよう!
夏の間に体内に水分をためてしまったり、エネルギーを滞らせてしまうと、秋冬の肌荒れや、乾燥性の咳の症状を引き起こします。
夏の間からしっかりと体をいたわり、寒い季節の健康に繋げましょう!
夏の養生
〈夏の健康memo〉
・日差しを避けすぎない
・適度に汗をかき、熱を発散
・朝早く起きる
・冷たいものを摂り過ぎない
まずは食生活以外の習慣について。夏の養生のポイントは、身体に水分やエネルギーをため過ぎないこと!適度に発散することが大切です。大人になると、暑いのでついつい運動を避け、室内で冷たいドリンクをがぶ飲みしがちですが、そういった行動が夏バテ、秋バテを引き起こすのです。
夏を乗り切る食生活
習慣に続き、夏の不調に効く「薬膳」ということで、料理に使いたい食材をご紹介いたします。
どんな食材を摂ればいいの?
まずは、体を適度に冷やし水分補給をする旬の食材や、心臓や胃腸の機能を高めるしそやオクラ、消化の良い麺類などをとるようにします。
また、冷たい飲料をたくさんとると、水分をうまく代謝できず、夏バテに拍車をかける原因となります。冷たい飲料を避け、常温の温かいものを飲むようにしましょう。
暑い夏は「熱性」の食べ物、消化吸収に時間のかかる脂っこい食べ物は控え、「涼性」の食品を多めに取りましょう。では、詳しく紹介していきます٩( ''ω'' )و
体を冷やし、利尿作用のある食品
食材memo①
なす、きゅうり、冬瓜、スイカ、ワカメなどの旬の食材を食べよう。
消化がよく胃腸にやさしい食品
食材memo②
梅干し、カボチャ、キャベツ、しそ、ヨーグルトなど の胃に優しいものを食べよう。
イライラを鎮め心臓によい食品
食材memo③
セロリ、トマト、納豆、豆腐、牛乳などには、イライラを緩和する効果がある。
控えたい食品
NG食材memo
“甘温助湿”甘味で温熱の食物は体に湿気をためやすいので控える
牛肉、マトン、もち米などの、体内に水分をためる食材は、なるべく控えたい。
終わりに…
今週の「月曜日のはなし」では、もう秋だけども、まだまだ残暑が厳しいよってことで、遅ればせながら「夏の養生と薬膳」についてのお話しでございました。
季節感については、ホントに反省しています。秋の健康については近いうちに投稿したいな(/ω\)
薬膳の知識はアウトプットしないとどんどん忘れていってしまうし、読んでくれてる方の役に立つ情報でもあると思うので、これからも発信していく所存でございます。
季節の変わり目は体調を崩しやすいので、しっかり養生して参りましょう!
最後まで読んで下さってありがとうございました。
ではでは~
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