こんにちは。
月曜日なので、お話を聞いてください!
この自粛期間、お家にこもりっぱなしで、何もしていない…。自分はダメ人間だ、、と謎の焦りに襲われている方(自分😇)は多いのではないでしょうか。
今週はそんな方に、改めて「字を書く」という行為を、オススメしたい!!
ちなみに私は、半紙に、筆ペンで好きな言葉を書き写しています(`・ω・´)
字を書くことで得られるもの
1.雑念を捨てられる
時間があり過ぎると、ついつい余計なことを考えてしまって、負の感情が湧いてきてしまいますよね。
字を書いている間は、丁寧に書く事に集中できるので、無心になれます。
何も考えない時間をつくる、というのは思っている以上にストレス解消につながります。
2.呼吸が整う
字を集中して書くには、呼吸を整える必要があります。
呼吸の回数も減り、深呼吸をしているような状態なので、気持ちが落ち着いて、リラックスできます。
字を書く時には、落ち着いて、ぜひ「呼吸」を意識してみてください。
3.書きながら学べる
最もオススメしたいポイントはこちら、
「学べる」という点です。
例えば、「般若心経」などのお経、「論語」の思想、詩集などの意味を考えながら丁寧に文字を書き写すと、書きながら学ぶことができます。
ただ読むだけでなく、意味を噛み締めながら書き写すことで、難しい言葉であってもよく頭に入って来ます。
気になっていた本を書き写しながら、教訓を得たり、「座右の銘」を探してみるのもよいですね(*´ω`*)
覚えたいことがあれば、肩肘を張って「暗記しよう!」と意気込むのではなく、気構え過ぎずに丁寧に何度も書くことをオススメします。
無理やり覚えた言葉よりも身になりやすいのではないでしょうか。
菜根譚 の教訓を書き写す
書き写すのにオススメの書籍として、「えんぴつで」シリーズの「菜根譚」(ポプラ社.2016年)をご紹介したいのですが、
Amazonさんで見つけられなかったため、同シリーズの「論語」バージョンを貼っておきます(´・_・`)
「菜根譚」(さいこんたん)
数ある中国の古典の中でも、「処世訓の最高傑作」と言われるのが『菜根譚』です。
-書名の「菜根」とは、「菜根(野菜の根)をよく咬んでいれば、あらゆる事は成しとげられる」という言葉にちなむもの。咬めば咬むほど味わいが出て、また、困難にも打ち勝つことができるという意味を込めているのでしょう。「譚」は「談」におなじで、お話という意味です。ただ、くどくどとした議論ではありません。
-「論語』よりももう少し小ぶりな古典だと言えましょう。一章一章はわずかな分量で、文章はほとんどが対句構造になっていて、暗唱するにもふさわしく、また、一部を取り出して、座右の銘とするにも都合のよい名文となっています(本文引用)。
『論語』に比べると知名度の低い『菜根譚』ですが、教訓も得られ、書き写すのにもピッタリです。
「えんぴつで」シリーズ(ポプラ社)には他にも魅力的な古典がたくさんあるので、素直にえんぴつでなぞるもよし、半紙に墨で清書し、部屋に飾るもよしです。
自粛期間の焦りやモヤモヤを晴らす手助けになれば幸いです٩( 'ω' )و
ぜひお試しあれ!
※【追記】『菜根譚』発見したので貼っておきますね!